車検というと、車屋さんに持って行きお願いするイメージがありますが、いまはネットで調べて、自分で車検場に行き車検を通すユーザー車検をする方が増えています。
もちろん自分で通すので、業者に頼むよりも格段に費用は安くなります。
ここでは私が6度目ユーザー車検にて通して来たコツなどを備忘録とともに紹介していきます。
ユーザー車検のメリット
格段に費用が安い。先に言っておきます。私の愛用の100系ハイエース、小型貨物登録で毎年の車検ですが、3ナンバーハイエースよりも断然安いです。
12ヶ月自賠責保険は17350円
検査費用 2100円
自動車重量税 13200円
合計3万ちょっとです。
ちなみに5月にくる自動車税は17600円 足しても年間5万かかりません。
自賠責、自動車重量税は国に払う費用なのでディーラーでも必ずかかる費用です、さらにディーラーでは車検基本料などかかり、交換部品、さらに交換技術料でこうがくになっていきます。
ユーザー車検のデメリット
車検を自分でいくのに時間が、かかります。そして、点検や、パーツ交換も自分でするので、何に不具合がでるかもという不安もなくはありません。
一年点検、または2年点検もしなければならない。これは道路運送車両法で義務付けられています。未実施でも罰則はありませんが、法律では義務となっています。ここだけ車屋に持っていってもいいでしょう。
一年点検は国産車で大型車でもなければ大抵は10000円以下でできるでしょう。
あとは予約が取りづらい時期があります。
3月は特に購入時期になるので、車検の台数も多く、車検場が混みやすいです。
感覚的に1週間前から10日前までには予約を取っておく必要があるでしょう。
ユーザー車検に必要な書類
①車検証
②自動車納税証明書 毎年5月に納付する自動車税ですがコンビニなどの印鑑付きならこれでオッケーです。これはPayPayで納付したので当日運輸局で証明書を出してもらいます。
③自賠責(自動車損害賠償責任保険証明書)現在加入中の1枚と当日継続分を、購入し、2枚必要になります。
④定期点検記録簿
当日運輸局で入手、記入する書類。次回はこの書類をもらい先に記入しておくのが良いでしょう。
⑤自動車重量税納付書
⑥継続審査申請書
⑦自動車検査票
必要箇所に印鑑と車検予約番号、車検費用も現金で用意しておきましょう。
重要なポイント
ユーザー車検にあたり自分では整備の知識も無いし不安だという方がほとんどでしょう。
わたしも整備士さんほどの知識があるわけではないです。
重要ポイントは
まず近くの車屋か、ディーラーに車検の見積もりをお願いしに行きます。ディーラーではしっかり点検してもらえる印象です。点検予約をして来店しても2時間ほどしっかりチェックしてくれていました。
その時の見積もりがこれです
ここで車検を通すのに交換しなければならない箇所を整備、交換お願いします。
今回リアのデフからのオイル漏れをお願いしました。結局ディスクブレーキにまでオイルが漏れていました。
必要箇所をお願いしてしまえば
あとのチェック項目は自分でやります。難しそうなのはグーグル先生やみんカラで検索します。
これさえしてしまえば、当日は光軸調整くらいです。
私はこれも自信がないのでダメな場合は運輸局近くの整備屋さんにて光調整1580円からなどど宣伝している車屋さんを調べておき持っていきます。相場は2500円もしないと思います。
私の100系ディーゼルハイエースの場合、黒煙にひっかかるので30回くらいベタ踏みで空ぶかしして黒煙を吹きます。これ重要です。
車検の日にする事
必要書類、現金をもち運輸局へ
自動車重量税と車検の手数料を支払い自賠責保険に加入する
車検の受付をする。
自分で運転し検査コースに入場、検査員の方の指示に従う、
滋賀運輸局では不慣れな方は②番レーンへと案内して頂き、検査員の方が横について丁寧に支持してもらえました。
検査に合格したらもう一度運輸局に戻り新しい車検証を交付してもらい完了です。
さいごに
人生でこれから車検は何度あるでしょうか?
2年に一回1年一回でも家族が増えると、車の台数も増え毎回の費用もかさんでいきます。
一度自分で通すことが出来ればこれから何回も出来る自信と知識がつきます。そして何万円も不必要な交換や整備にお金をかけずにするかもしれません。
それを家族、子どもの為に使えれば、みんなが少しは笑顔が増え幸せが増えるかもしれません。
やれる事はやれる知識をつければ頼られるパパに一歩ちかずけます。
皆さんの参考に少しでもなれれば幸いです。
ですが過度な節約ばかりでなく、家族の命が掛かる車なので何年かに一度はしっかり整備お願いするのが良いと思います。
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